漫画「岸辺露伴は動かない」感想についての記事
このブログ記事は「岸辺露伴は動かない」1巻と2巻の感想についてです。
「海が走るエンドロール」という漫画の1話がTwitterでバズってまして、それを読んだら面白そうで、丁度その日に1巻が発売したらしいので本屋に行きましたら、売り切れでした。すごい。また今度来ようと思いました。
そんな訳で代わりに買うものを考えていたら「そういえばこの本屋、NHKで『岸辺露伴が動かない』のドラマがやっていたとき、原作の単行本を入荷していたな〜」ということを思い出しまして、探してみたらまだあったので買ってきました。
ということで読んだ時の感想のツイートをここに貼っていきます。(ツイートの意図が伝わりやすいように文章は一部書き直してます)
ネタバレあります。
〜以下ツイートコピペ〜
「岸辺露伴は動かない」ができた理由、やんちゃだな
本当に露伴は何もしないんだ、「動かない」ってそういうことか
おいおいおいおいおいおいおい、だ!
あ、ドラマと違って「だが断る」ないんだ。なるほど、あのドラマ凄いな
あ、ただのいい人トニオさん
露伴とトニオさんは友人なんだね
「『密漁』をします」「だから気に入った」
億泰だ、というかいつもの人達じゃん。ただのジョジョのスピンオフだ。
露伴がちょっとずつ動き出してるの、意識すると面白いです。露伴が動いても面白いし全然いいんだけども。
岸辺露伴は動かない、面白い。
ホラー短編に岸辺露伴が合いすぎ。
「作品のリアリティのため」なら何でもどこへでもだから便利。好奇心も、踏み込みすぎるギリギリまであるから話として丁度よく楽しめる。
グッチの回の、1ページ丸ごと2人の全身絵で使うやつ、宣伝って知ってても知らなくても面白いな。
2巻読む
普通、「単なる遠近感と画像トリック」なんてしたら確実に後で起きた出来事に効いてくるんだけど、ジョジョはこれがこのまま終わる可能性もあるからわからなくて面白い
一体どっちなんだろう
ほ、本当に「ただの冗談」だった…
「月曜日 天気-あめ」結構好きだったんだけど、冒頭の露伴のマジックがただのマジックで終わったのが面白すぎる
「さすがに使われて終わるでしょ…」と「いや荒木先生ならこのまま終わるんじゃ無いか…?」で葛藤したけど、この葛藤自体が変で面白い
「どこまで気難しいんだ…」
D•N•A、いい話だった。
ザ・ランの露伴は橋本陽馬と悪い方向で進んでってて可哀想だった。D•N•Aと違って後味が悪すぎる。あと、露伴ああいうのでなんか普通に凹んでそう。
「ザ・ラン」岸辺露伴は動かないの中で1番後味悪くて嫌だな…
ジョジョの世界、本編でも振り返ってはいけない小道とか宇宙人とか普通にいるし、岸辺露伴は動かないでも妖怪、山の神、ヘルメス神とか、色々な「怪異」が存在してるんだなーと思いました。石の画面も波紋もスタンドもその一部なんだ。
ザ・ラン、「露伴が負けた」っていう事実が不気味で、なんかゾワッとする。「人間の範囲じゃない感」というかなんというか、わからん。
ヘルメス神がただの神様すぎて、あくまで人間ベースから派生してた本編と違って、なんか不気味。
「ただの神様」っていうのが人間由来だった今までと違くて異質。っていうのが不気味さの言語化として1番自分の中でしっくりくる。本編はほとんど人間由来?、だから露伴も負ける。
いやー、わからんな。
ガンマの「ごー・れむ」という漫画で、普通の人の能力は「理屈を経て結果がある」んだけど、強いキャラの能力は「理屈がなくただ結果のみがある」って説明があって、それが自分の中でなんか印象に残ってて、ザ・ランのヘルメス神もそれに近いなと思った。
〜ツイートコピペ終わり〜
短編をまとめた単行本の感想なので単発で流れはないです、全く。
ガンマの「ごー・れむ」という漫画、ほんわかするのでおすすめです。
「岸辺露伴」というキャラクターが荒木先生の描くホラー調の短編に凄く合ってるなと感じた。
ジョジョについてよく知らないとき、岸辺露伴=荒木飛呂彦先生だと思っていた。当たってはないけど、大外れな訳でもなさそう。
どれも面白かったけど、特に「密漁海岸」、「グッチへ行く」、「月曜日 天気-あめ」、「ザ・ラン」辺りが印象によく残ってる。
面白かったので、おすすめです。
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@FuWaRide_308
それでは。